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こんにちは、
主婦せどらーうぱです。
やっと、やっとです!
フルフィルメント by Amazon (FBA)の在庫がとうとうゼロになりました。
長かったですね~
半年がかりですべて廃棄してもらったんですが・・・
今回は、卒業に至った経緯についてお話ししたいと思います。
1.FBA参入のきっかけ
もうせどりを始めて、3年になります。
始めのうちは、
仕事を辞めて、せどりで収入を得る!
ほどの勢いがあったので、FBAもすぐに始めました(開始手順的な話は省きます)。
始めはおもちゃや家庭用品・ゲームなど、色んなものを仕入れしました。
FBAには、まとめて送るんですが、段ボール1箱でいくら?の送料なので、すき間に古本を入れてみたのが、古本のFBA参入の始めでした。
始めのうち、古本は自宅の蔵書から始まったので、自己発送にしていました。
FBAの手数料から考えると、本はFBAに送らない方が良いと思っていたんです。
でも、実際FBAに送った古本は、すごく早く売れるんです。
FBAは配達日数が早いんですよね。
また、自己発送で扱いにくい本もFBAだと売れます。
それは、大きさや重さがクリックポストに対応してない本です。
自己発送で売れても、定形外郵便だと却って高くつく場合があります。
検品の段階で、FBAと自己発送在庫に分けていました。
そのうちに、Amazonの規約変更で店舗から仕入れしたものが新品で売れなくなったので、
自分の得意な古本に商品を絞ることにして、毎週日曜日に段ボール1箱分をFBAに送っていました。
その際、重すぎると送料が高いので「○○kg以内何冊以上」
と机に貼って注意していました。
2.FBAの弊害
良いことばかりのFBAみたいですが、実は困ったこともありました。
大きく分けると2つあります。
①コンディションが分からなくなる
古本の場合、お問い合わせで多いのが、初版か何回目の出版か?です。
また、キズや焼けの状態を確認されることもありますが、メルカリの影響ですかね?
手元にあればすぐに分かりますが、FBAに送ってしまったものは確認のしようがありません。何万円もするような希少本でもないですよ、まさか聞かれると思いませんでしたが、意外と多いんです。
②在庫保管手数料が高い
回転率が速いものが良いのですが、長く売れないものは年に2回の手数料が負担になります。
昨年の在庫保管手数料は4万円位でした。
FBAで売りやすい事と手数料を計りにかけるとどちらが得ですかね?
3.FBAを止めるきっかけ
順調にいっている時なら、FBA向けと自己発送向けを分けて使い分けると良いんですが・・
母の入院が頻回になり、毎週のFBAへの納品も難しくなっていきました。
不意の出費もある為、仕入れも気楽には行けなくなりました。
不良在庫があっても順序良く回っている間は、それなりに黒字なんですが・・・
いったん滞って、在庫が減っていくと売れないものが増えていく。
売れないと値段を下げてくの連続で、あっという間に在庫が減っていきました。
もしもそのままFBAを中心にしていたら、赤字になっていたでしょう。
かろうじて黒字を保っていたのは、自己発送の在庫のおかげでした。
- 無理のない範囲で、古本をネットショップで仕入れする。
- 自己発送で出品する
- 売れたらまた仕入れする、同じ作者の違う本を仕入れしてみる。
- ネットショップのセール等を利用して、単価の高い本も仕入れしてみる
このようにして自己発送の在庫を増やしていきました。
FBAにまとめて納品したいが為に、回転率の悪い本も送っていましたが、自己発送では売れそうになければ、出品をとりやめれば良いだけです。
介護の負担が増えたことで現状維持が精一杯でしたが、その中で自分にあったせどりを見つけたようです。
4.FBA撤退までの心情
1年前位前には、FBAの手間も考えて撤退しようと考えていましたが・・・
それを阻んでいたのは、メンタル的な問題でした。
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- 残ったFBAからも売れると利益の大きいものがある
- 手数料からして破棄が適当だか、本を捨てることに抵抗がある
- また続けられるようになるかもしれないのに、止めてしまって良いのか?
こんな考えは、ビジネスの頭ではないと分かっているんですが・・
長年の趣味が読書の私としては、けっこう悩んでいたんですよ。
そうこうすると、また在庫保管手数料のかかる時期がきました。
そこまでもブログの更新も出来ず、仕事と介護だけの日々。
FBAはきっぱり止めよう!と、決心しました。
それも実は半年前の事。
そのあと、在庫をゼロにするのに半年かかったんです。
その間にFBAで約10%程度に売り上げもありました。
破棄手数料は1冊10円程度、あまり1度に多く破棄してしまうとタイミングによっては赤字になってクレジットに課金されてしまうので、破棄の時期も考えながら作業していました。
5.FBAを止めた感想
現在は、完全自己発送になりました。
自分で把握している程度に副業で本を売る、愛着のある本だから身近におきたい。
ネット市場で売っていますが、ちょっと街の古本屋さんのようで楽しいです。
こんな時、思い出すのが故吉本康永氏の「お金持ちも驚いた105円という大金」
生活の為・ローンの為と言いつつ、氏の古本せどりに対する愛情がじっくり感じられます。
私も愛着を持って続けたいと思います。
では、
今日も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました♪